子供が1〜2歳の頃は、「まだ早いかな?」と思いながらも幼児教材の検討を始める時期。
そんな時に真っ先に思い浮かぶのが、「こどもちゃれんじ」という方も多いと思います。
うちは2人とも「1歳のおたんじょうび特別号」からこどもちゃれんじを始めています。
「人気」という理由で始めましたが、しまじろうがお気に入りな子供たちは、自分の教材が届くと毎回大喜びしていました。
この時期の教材は「メジャーだしとりあえず…」みたいにフワッとした気持ちで選びがちですが、1〜2歳の子供はイヤイヤ期が始まったりして難しいお年頃。
教材選びを失敗すると成長が著しい貴重な時間とお金をムダにしてしまうし、せっかく始めるなら子供が楽しく学べる教材をしっかりと選んであげたいと思いますよね。
- こどもちゃれんじぷちって実際どうなの?
- こどもちゃれんじぷちのメリット・デメリットは?
- こどもちゃれんじぷち以外の選択肢は?
この記事では、こどもちゃれんじぷちのメリット・デメリットを中心に、兄弟受講もさせた私の感想を正直にまとめました。
こどもちゃれんじぷちが気になっている方、始めようか迷っている方は、ぜひお子さんに合うかどうか読んで検討してみてください。
こどもちゃれんじぷちのメリットと効果
子供の月齢や成長に合わせたワークや絵本、DVD、エデュトイ(おもちゃ)などを毎月届けてくれる、幼児教材のこどもちゃれんじ。
正直なところ、始めるまでは「おもちゃで遊ばせるだけでしょ」って思ってました。
こどもちゃれんじの教材は、年齢や発達、興味に合わせて力を伸ばせるようにと考えられて作られたもの。
遊んでいるだけに見えて、大切なことがどんどん身についていきます。
まずはこどもちゃれんじぷちを受講して私たち親子が実感した、メリットと効果について詳しく紹介していきます。
「しまじろう」と一緒に成長できる
こどもちゃれんじぷちで最初にもらえる、しまじろうパペット。
まだ「お友達」と呼べる存在が少ない1〜2歳児にとって、しまじろうという一緒に成長できるお友達ができるというのはとても貴重なこと。
しまじろうと一緒に遊ぶ中で、
- ありがとう
- かして
- どうぞ
など、お友達とのコミュニケーションに必要な言葉をたくさん自然に身につけることができました。
グズったときや言うことをなかなか聞いてくれないとき、しまじろうに「一緒にやろう」と言ってもらうことで何度助けられたか…
しまじろうは子供はもちろん、ママにとっても育児の大切なパートナーになってくれます。
ちなみに、有名な話ですがしまじろうぱぺっとは定期的に顔やお洋服の作りが変わっていきます。
我が家は2歳差ですが、比べてみるとかなり違いがあるのがわかりますよね。
子供たちもこの違いを早くから把握していて、「こっちが自分の!」と言って使い分けています。
顔が違うので好みもわかれそうですが、自分のパペットに愛着が持てるのはいいな、と思っています。
生活習慣を身につける最初のステップに最適
こどもちゃれんじぷちは、
- あいさつ
- 手洗い・うがい
- はみがき
- お着替え
- お片付け
- トイレトレーニング
など、生活習慣を身につけていく最初のステップに最適。
例えばこの「はみがきミラー」
仕上げ磨きでなかなか口を開けてくれず、毎日苦戦していた息子が喜んで口を開けてくれうようになった優れものです。
しまじろうが楽しいメロディで仕上げ磨きに誘導してくれるので、イヤイヤ期真っ只中でも歯磨きだけは割と素直に応じてくれました。
しまじろうが一緒に歯磨きをしてくれるおかげで、「はみがき=嫌なこと」というイメージになりにくいのが最高にいいです。
これはいいよ!と先輩ママから評判を聞いていましたが、感動するほどよかったです。
英語に触れ合うきっかけになる
こどもちゃれんじのDVDは音声を英語に切り替えることができるので、英語教材を持っていなくても英語に触れ合う機会をもつことができます。
「英語教育は早くから始めたほうがいい」といわれても、日本語教育もこれからという時期に英語にまでお金をかけるのはちょっと…
なんて思いますもんね。
こどもちゃれんじなら、音声を切り替えるだけなので追加料金もなし!
繰り返し見て飽きてきたかな?という頃に英語に切り替えることで、日本語と英語をダブルで学べます。
何度も繰り返し聞いた歌がネイティブの英語に切り替わるので、その効果は絶大!
気付いたらリズムに合わせて体を動かしながら口ずさんでいたりするので、英語を始めるきっかけにはぴったりです。
保護者向け冊子で「子育てのいろは」が学べる
結構あなどれないのが、教材と一緒に毎月届く保護者向けの冊子「こどもちゃれんじぷち通信」です。
こどもちゃれんじぷち通信には、
- 上手なしつけ方
- 歯磨きのコツ
- トイレトレーニングのコツ
- 育児の悩みへのアドバイス
など、すぐに育児に活かせる情報が満載。
何十年もかけて研究されてきた「子育てのいろは」が学べるのはとてもありがたいと感じています。
専門家の監修で、情報の質も確か。
育児の「どうしよう」に寄り添ってくれるのが、とてもありがたかったです。
実は私、上の子がこどもちゃれんじぷちを受講していた時は、教材だけ引き抜いてあまりちゃんと読んでいなかったんですよね…
下の子が受講するようになってから大切なこと・役立つことがたくさん書いてあることに気が付いて、早くにもっとちゃんと読んでいたらと後悔しました。
幼児教育では親の声かけや関わり方がとても重要なので、こどもちゃれんじぷち通信は毎号しっかりと目を通してもらいたいです!
こどもちゃれんじぷちのデメリット
すごく良い教材だと感じていますが、デメリットもいくつかあるので、包み隠さずに紹介していきます。
おもちゃで部屋が散らかる
もうこれはこどもちゃれんじの宿命と割り切るしかありません。
1人分でもかなりの量ですが、2人分、3人分ともなるとますます収納場所に困ります。
こどもちゃれんじぷちでは口に入れてしまうことも考慮されているので小さなパーツは少なめですが、どんどん増えていくと「1個足りない!」なんてことはザラです。
我が家では、お片付けも知育の1つと割り切ってエデュトイ専用ボックスを作るなど、子供でも片付けやすい工夫をしています。
やり終えたワークや工作で使った紙のおもちゃなどは、「作品」と考えずに不要になったら処分するのがいいかも。
私は子供が選んだお気に入り作品を、1人3つまで残すようにしています。
繰り返し読んで破れてしまったワークも、結構処分してしまいました。
- 遊び終わったおもちゃがたくさん残るのは嫌
- 木の温もりが感じられるおもちゃが好き
- インテリア性が高いおもちゃにしたい
- ワーク教材はなくてもOK
という場合には、知育玩具・おもちゃを期限なしでレンタルできる「キッズ・ラボラトリー」のようなおもちゃのサブスクリプションもおすすめです。
子供の「しまじろう」への愛着で学習効果が変わる
こどもちゃれんじの教材は「しまじろう推し」が強いので、しまじろうへの愛着によって学習効果が変わるのがデメリット。
しまじろうにあまり興味のない子だと、学習効果は半分以下…なんてことも。
しまじろうに見向きもしてくれない子だと、続けていくのは難しいかもしれません。
本教材を始める前に、お試し教材のDVDやテレ東系列アニメ「しまじろうのわお!」でたくさんしまじろうに接しておくのがおすすめです。
幸いうちの子たちは「しまじろう信者」とも言えるほどしまじろうが大好き。
おかげでDVDを自分で再生して毎日のように見ているので、親も驚くほどいろいろなことを吸収していきます。
月齢によっては発達に合っていないことがある
幼児期の中でも1〜2歳の1年間は発達スピードが著しく、たった数ヶ月でも「まるで別人!」というほどあっという間に成長していく時期です。
逆に考えると、月齢がたった数ヶ月違うだけでもできることが全然違う、ということ。
同じ教材を使えば、発達に合っていないと感じる子がいてもおかしくはありません。
こどもちゃれんじぷちに限らず、学年制教材の多くは9月生まれの平均的な成長スピードの子供を基準に教材が作られているそうです。
そのため、子供の生まれた月や発達スピードによっては、
- こどもちゃれんじぷちだと物足りない
- こどもちゃれんじぽけっとだと先取りしすぎている
のように感じてしまうこともあると思います。
こればかりは子供の成長と反応次第なので、事前に必ず資料請求をしてお試し教材を子どもと一緒にやってみることがとても大切です。
こどもちゃれんじは、2ヶ月利用すればいつでも解約・コース変更が可能です。
難しすぎてやる気を損ねてしまっては意味がないので、まずは学年に合ったコースで始めてみるのをおすすめします。
月によってワーク・エデュトイの量や質にばらつきがある
年間を通じてワークや絵本、エデュトイが送られてくるものの、月によって教材の量や質に結構ばらつきがあります。
4月や12月、1月などは教材が充実しているのに対し、5月や3月は少し物足りない印象です。
新しいおもちゃが届くとおしゃべりのレパートリーが増えるなどグレードアップするようになっていて、過去のおもちゃに再び興味を示すきっかけになるところは「さすが」だと思いました。
DVDで自然に誘導してくれるので、自分でおもちゃ箱をひっくり返して「これだ!」と見つけてきて遊んでいました。
子供を飽きさせない工夫がしっかりされているところは、すごくいいなと思っています。
短期間だけ受講したい場合には、年間ラインナップを確認して教材が充実している時を狙ったほうがいいです。
DMが多い
受講中にはこどもちゃれんじのお試し教材は届きませんが、
- こどもちゃれんじプラス
- こどもちゃれんじ English
- Worldwide Kids
- コンサートや映画情報
などのDMは相変わらず多いです。
広告DM以外に先行申し込み特典や進級に向けたお知らせなども届くので、受講中は面倒でもさっと目を通しておくことをおすすめします。
DMが多すぎる!と思ったら…DMが多すぎてわずらわしいという方は、DM停止の手続きも可能です。
受講中に誤った手続きをしてしまうと教材が届かなくなる恐れがあるので、電話でオペレーターに対応してもらうことをおすすめします。
こどもちゃれんじ(ベネッセ)のDM停止方法【やり方を画像で解説】こどもちゃれんじぷちはこんな親子におすすめ
こどもちゃれんじぷちは、しまじろうが好きなお子さんには文句なしの教材ですが、それ以外でのおすすめポイントをまとめました。
どんなおもちゃを与えたらいいのかわからない
子供の発達に合わせたおもちゃを選ぶのはかなり大変ですよね。
「これいいな」と思ったおもちゃに子供が興味を示さなかったり、発達に合わずにすぐに遊べなかったりした経験が私にもあります。
レビューでも賛否両論があったりして、子供にぴったりのおもちゃを自分で選ぶのは難しいな…と感じていました。
こどもちゃれんじぷちは、「どんなおもちゃを与えたらいいの?」と悩みがちなママの強い味方になってくれること間違いなしです。
こどもちゃれんじぷちのエデュトイは、子供の発達を知り尽くした教育の専門家が監修に携わっているので、子供が遊びたくなる工夫が散りばめられています。
音の鳴るおもちゃも多く、ことばの習得にも効果を実感しています。
お友達と関わる機会が少ない
保育園に通う予定がないなどでお友達と関わる機会が少ない子なら、しまじろうを通じて人との関わり方を覚えられるのはとても大きなメリットになります。
お友達とおもちゃの取り合いになってしまった時にどうすればいいのかは、いきなり実体験でうまく教えるのは結構難しいです。
「一緒に遊ぶ、順番に使う」という考え方は、お友達(=しまじろう)がいたほうがスムーズに身につけることができます。
子供との時間の過ごし方や声かけに不安がある
子供が小さいうちは、子供とふたりきりで過ごす時間が長くなり、
- こんなときどうしたらいいんだろう?
- なんて声をかけたらいいんだろう?
- 他のお母さんたちはどうしているんだろう?
と悩んでも、なかなか相談できる相手や機会が少なくなりがちです。
教材と一緒に届く保護者向け冊子「こどもちゃれんじぷち通信」には、こんな疑問を解決するヒントがたくさん載っています。
こどもちゃれんじぷちは親子で成長できる教材だった!
こどもちゃれんじは子供が遊びながら学べるだけでなく、親が子供との接し方や今後の幼児教育の取り組み方についてを学ぶヒントが散りばめられた教材です。
1〜2歳児の子育ては、
- イヤイヤ期
- 言語の爆発
- トイレトレーニング
など、心と身体の発達に関してもとても重要な時期です。
「子供がやる教材」という以上に、親が知育に関して学ぶ教材だと思って取り組むと、より効果を実感できます。
脳は、3歳までに80%が完成する
と言われており、1〜2歳のうちから親子で学びの習慣を身につけておくと、その後の伸びにつながります。
生活習慣やしつけに関しての悩みも増える時期なので、このタイミングでこどもちゃれんじに取り組んでおけば育児が少し楽になる、そんな教材だと感じました。
こどもちゃれんじの料金
0〜6歳までを対象としたこどもちゃれんじの、各コースの料金は以下の通りです。
料金 | |
---|---|
月額料金 | ベビー(0歳):2,011円 ぷち(1〜2歳):1,980円 ぽけっと(2〜3歳):1,980円 ほっぷ(3〜4歳/年少):1,980円 すてっぷ(4〜5歳/年中):1,980円 じゃんぷ(5〜6歳/年長):1,980円 |
入会金 | 0円 |
解約金 | 0円 (最短2ヶ月から) |
- ワーク
- DVD
- エデュトイ(知育おもちゃ)
- 保護者向け冊子
が毎月届いて、月2,000円というのはコスパ最高ですよね。
「1〜2歳で幼児教育なんて早いのでは?」とも思いますが、こどもちゃれんじぷちなら月2,000円で手軽で始められます。
3歳までに…と考えるなら、決して早すぎることはないちょうどいいタイミングです。
0〜2歳は、「こどもちゃれんじ」「ベビーくもん」「幼児教室」の3択
0〜2歳の幼児用教材は、
- こどもちゃれんじベビー or ぷち
- ベビーくもん
- ベビーパークなどの幼児教室
の基本的に3択です。
こどもちゃれんじぷちとベビーくもんはどちらも自宅で学ぶ教材ですが、ベビーくもんの方は月1回面談を行うことができます。
ベビーくもんも資料請求してみましたが、こどもちゃれんじよりもワーク教材のボリュームは少なめで、難易度的にも簡単な印象でした。
- 「直接会って話を聞きたい」という方はべびーくもん
- 「教材のみで十分」という方はこどもちゃれんじぷち
がおすすめという感じ。
合う・合わないもあるので、どちらも資料請求をしてみて子供の反応を見ながら決めるのが一番確実です。
ちなみに幼児教室の場合、一目瞭然ですが料金が圧倒的に高くなります。
その分学べることも多いので、参考までにこちらも一度は無料体験を受けてみるのがいいです。
私もいくつか幼児教室の無料体験を受けた上で、こどもちゃれんじぷちで十分と判断しました。
何事も体験してみるのが一番なので、無料体験を活用してお子さんに合った学び方を選んであげてください。
資料請求をしてみる
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